遺品整理で夷隅郡に行きました。
ご依頼者のお父様が生前住んでいた住居の整理です。
すでにお亡くなりになってから年数が経っていて、数年前の千葉県を襲った台風で、被災して雨漏りも発生しているとのこと。
現調は10月ごろ済ませてあって、建物をこの後どうするか等も合わせてご相談頂いてました。

住んでいた方がお亡くなりになったり、施設に入られたりしても、その建物に住む人がなく、空き家になると、建物は不思議と急速に傷んでしまいます。
核家族化が進む中、ご依頼で多いのは、このケースです。
家を残された遺族の方は、家屋を解体するにも、残置物があると解体できず、かといってご自身で遺品整理するにも遠方に住まれていて片付けられないということになります。
売却できればいいのですが、建物が古いとそれもできず、解体費用も遺品整理の費用もかかることになります。
特にご高齢の方は、物を捨てることに抵抗感が強く、断捨離や生前整理できている方は少ないです。
私もそうですが、「いつか使うかも。」「いつか着られるかも。」と、取っておいてしまうんですね。
今は捨てるのにも、粗大ゴミは自分で通りまで出さないといけなかったり、有料だったり、テレビや冷蔵庫などの家電リサイクル法になっているものは簡単には処分できないので、更に大変になってしまいます。

今回は自家用車の処分もありました。
すでに乗らなくなって動かなくなっていた乗用車が残ったままになっていたので、クレーン付きのトラックで回収することになってしまいました。
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作業は依頼者の立ち合い無しで、作業員5名でトラック2台分、1日で完了しました。
立ち合いされない場合は、事前にキーBOXに鍵を入れてもらったり、郵送してもらうなど、事前に打ち合わせし、対応させて頂きます。

和室1【作業前】
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和室1【作業完了後】
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和室2【作業前】
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和室2【作業完了後】
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和室1・2【作業前】
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和室1・2【作業完了後】
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廊下【作業前】

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廊下【作業完了後】

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キッチン【作業完了後】
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代表は、立地(海がとても近いのです。)がいいので、リフォームして古民家として民泊などで再利用したらどうかとおすすめしておりました。
古い建物は、しっかり作ってあるので、解体費用と比べて、リフォーム費用と運用方法があればとご提案しておりました。
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押入かと思ったら階段があって、屋根裏に収納がありました。
こういう造りも古民家ならではです。
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押入の内側はブリキ貼りになっています。
こういう細工は、ネズミなどの侵入を防ぐためかと思われますが、このおかげでカビもなく木材も傷んでません。
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今はほとんど見なくなった床の間です。
昔はどの家にもありましたよね。
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欄間もありました。
昔の建築は凝ってますよね。素敵です。

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